第14回 空間(光と音)映像システム「Mente Vista」
▲Mente Vista (メンテビスタ)本体
提供企業
株式会社 パルシステム
代表取締役:水嶋 和之 氏
本社:豊中市南桜塚3-3-13
技術室:豊中市中桜塚3-2-31(第4桜塚村橋BL501)
TEL:06-6856-3531
URL:http://www.palsystem.gr.jp/
 今回ご紹介いたしますのは、各種施設やイベント会場における空間に、オリジナルの光と音を駆使した映像コンテンツを描き出すシステム「Mente Vista」です。開発企業である株式会社パルシステムの水嶋社長は、かつて工場のシステム効率化をトータルで提案するエンジニアとして世界中を飛び回っておられました。そんな中、5年前に出張で訪れたドイツの空港で、施設内の床にダイナミックに投影された光や画に感動され、それをヒントに当事業を始めようとずっと温めておられたそうです。期は熟し、いよいよスタートされました。

●こころのまど
 「Mente Vista」はイタリア語で、日本語に訳すと「こころのまど」。光と音を駆使した映像が、まるで心の変化と歩調を合わすかのように移動し、その空間を演出します。色彩のもたらす活性効果と共に、感受性を揺さぶる様々な映像コンテンツを展開します。

●「Mente Vista」はココがスゴい!
◆使用目的に応じたコンテンツ(映像等)を短期間で制作可能◆オプションで追随センサー機能等が積載可能(例:水たまりの映像の上を歩いたら、踏んだところに波紋が現れる)◆複数台でシステムシュミレーションが可能◆なにより高機能で低コスト!

●水嶋社長に聞きました!
▲水嶋社長の熱さと確かな技術は当社の大きな強み
どういったところで利用してほしいですか?
 あらゆる「人の集まる場所」です。空港、デパート、行政機関ロビー、企業エントランス、冠婚葬祭式場、病院、介護施設、高齢者施設、各種学校教育機関等々。壁面、天井、床面に映像・色彩を自在に投射し、自由に移動可能ですので、今までにない様々な使い方が想定されます。
他社の類似製品との差別化のポイントは?
 制御技術含め、コンテンツの特質を生かした企画、バリエーションが豊富で、短期間で制作可能です。大手メーカーの競合機は、非常に高価ですから、自ずと差別化ができていると思います。2月に、リリースする「Mente Vista2」は、デザインも大きく変わり、天井にも据え付け可能です。ますます用途は広がります。

●取材を終えて
 昨年8月には豊中商工会議所および地域力連携拠点(北摂地域)の支援を受け、当事業で経営革新計画を作成。大阪府知事に承認されました(大阪府指令経支第1041-73号)。豊中商工会議所も引き続き応援してまいります!


この記事は「とよなかCHAMBER」2009年2月号に掲載されたものです。