ちょっと気になるあのお店

店舗外観


オーナーの橋村シェフ


真空調理でしっとり仕上げた
森林鶏胸肉のシュプレームソース




今回は阪急宝塚線豊中駅より池田方面へ徒歩３分、地元のお客様に愛され、創業から16年目を迎えたフレンチレストラン「ビストロ・ハシ」をご紹介します。オーナーの橋村シェフ曰く、わがままで人見知りなんだとか。実際は、とっても自然体でざっくばらんな方。「ごはん屋さんやから、お腹を空かせて気軽に食事に来てください」と、始終楽しそうにインタビューに答えていただきました。

●わがままシェフの成り立ち

橋村シェフが料理の世界に進んだきっかけは、学生時代にさかのぼります。進路を悩む中、近所の中華料理店主への憧れを思い出し、辻学園調理・製菓専門学校に進むことに。入学当初は中国料理を学ぶことが目的でしたが、後に恩師となるフランス料理の講師と出会い、フランス料理の分野へ進むことになります。卒業後は同校の講師となり長く講師業をされてこられましたが、長年の経験を活かし、独立を決意。当時は豊中駅の高架化工事の真っただ中。縁あって豊中の地で創業されることとなりました。

●地元の口コミで有名なお店

「地元の口コミで有名なお店」とは、橋村シェフが、お客様から頂いた評価でもっとも嬉しかったコメントだそう。フランス料理というだけで身構えられがちだが、過剰なサービスは控え、くつろげる雰囲気の中でお客様のペースでお食事できるよう心掛けているそう。そんな姿勢が、地元で永く愛される理由だと感じます。 メニューはシェフのわがままぶりが本領を発揮するところ（笑）。テーマは「わがままシェフの気まぐれフレンチ」。ここで言う「気まぐれ」とは臨機応変に対応することを意味しており、素材を活かした調理と、お客さまに合わせた提供をすること。本当のところは、地元に愛されるシェフの気配りフレンチです。 ランチは月替わりコースで2000円（税別）から。ディナータイムは、カジュアルスタイルの1階が2980円（税別）のコースから。記念日など特別な日は、２階のプチ贅沢スペースでフレンチディナーを。10～30名でのパーティーや、オリジナルバースデーケーキのオーダーも可能です。