ちょっと気になるあの施設

幼保連携型認定こども園 追手門学院幼稚園

▲田邊園長(右)と浮田副園長(左)

明治21年に明治天皇の側近である高島 鞆之助氏により創設された追手門学院は、「独立自彊・社会有為」の教育理念のもと、「自主的自律的な精神と確かな個性を持ち、同時にまた、他者や社会のことをきちんと考え、豊かな社会性を持った人間を育てる」ことを目指しています。今回は、昭和44年に千里ニュータウンの一角に開園した、追手門学院幼稚園をご紹介いたします。

●昭和44年開園、ニュータウンとともに発展
大阪万博の前年である昭和44年、就学前の子どもたちの教育機関「学校法人追手門学院 追手門学院幼稚園」として千里ニュータウンに開園、緑に恵まれた文教地区の一角で「ひろびろ のびのび いきいき」をモットーとした教育を行っています。子育て環境の変化に伴い、平成25年4月に保育部門を併設して認定こども園となり、平成27年4月からは「幼保連携型認定こども園 追手門学院幼稚園」に組織変更して、教育保育の一元化に取り組んでいます。近年「自信のない子ども」の増加が問題となっていますが、自尊感情を育む教育に力を入れており、小学校に進学する前に「やればできる」ということを身につけられるよう様々な工夫を行っています。

●地域に根差した信頼される園であり続ける
園では、安全・衛生・環境について配慮するほか、一人ひとりの保護者の声にも耳を傾け、より良い教育・保育に向けて取り組んでいます。例えば、食の安全へのニーズの高まりから給食についてはほとんどを国産食材としてトレーサビリティに対応したり、またアレルギー対応についても、メニューの見た目が殆ど変らないようにしたりと、きめ細かい対応を行っています。また、子育て支援として七夕や親子体操などの各種行事や園庭解放、地域のイベントへの参加など、未就園児も含めて地域の方に親しんでいただけるよう取り組みを行っています。

▲豊かな自然に囲まれた、ひろびろとした園庭

●総合学園だからこそできる、世代を超えた教育
追手門学院はこども園から大学・大学院までの学校を設置しており、多面的に教育・保育を提供できる点も強みです。大学の「地域支援心理研究センター」で必要に応じて保護者の相談や園児の発達支援等を受けられる仕組み、中学校・高校の吹奏楽部によるクリスマスコンサートや小学校との交流会、中学校からのインターンの受け入れなど、他ではなかなか見られない多くの取り組みが行われています。

●取材を終えて
広い園庭から園児たちの楽しそうな声が聞こえてくる、とても和やかなムードの中で取材をさせていただきました。見学は随時受け付けており、「ありのままの姿を見て、園の良さを知っていただきたい」とのこと。保育園・幼稚園をお探しの方は、一度ご相談されてはいかがでしょうか。


▲シンボルキャラクターの「フォー」がお出迎え

幼保連携型認定こども園 追手門学院幼稚園

■園長 田邊 雅一氏
■業種 教育・保育(認定こども園)
■所在地 豊中市新千里南町1-3-3
■従業員数 教職員数 約50名
■TEL 06-6871-2986
■ホームページ http://otemon-youchien.ed.jp/
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