ちょっと気になるあのお店
Tetu & Sun ( テチュ アンド サン)
●店名に込められた思い
一度聞いただけで印象に残る店名のTetuとは、フランス語で「頑固な」、「硬い」という意味だそうです。
「実は、早世した弟の名前(哲男)を店名に入れたかったので、探していたところ、この単語を見つけました。
弟とSUN(お天道様)がいつも見守ってくれているので、真面目にパン作りを続けて行こうという決意からなんです。」オーナー兼パン職人の近藤さんにお話しを伺いました。
●百貨店催事にひっぱりだこ
「きっかけは、3年前のオープン当初より、お世話になった北おおさか信金さんの薦めで北摂の名店が集まる『うまいもん市』に出店したことでした。
その際、阪急百貨店のバイヤーさんから直接、梅田本店の催事に出店しませんかと、お声をかけていただきました。
オープン間もなく、まだ知名度も低い自分たちに声がかかることが半信半疑でしたが、思い切って出店を決断しました。
回を重ねるごとに評判を呼び、気がつけば、主要な百貨店から次々とお声がかかり、お店での営業に支障が出るほどになっていました。
地域密着が目標なので、地元のお客様には申し訳なく思っています。」
●一押しは「湯ごね食パン」
「湯ごね」とは、小麦粉を熱湯でこね、一晩寝かせた生地でパンを作る製法です。
もっちりした食感と独特のうまみがあり、美味しい状態が長く続くという特徴があります。
通常の食パンのほかに、「玄米食パン」、「あん食パン」、「豆食パン」も好評です。
この食パン生地に、チーズクリームとベーコン、目玉焼きを包み込んだ「トロタマベーコン」やチョコチップを入れた「チョコボール」も不動の人気です。
▲一押しの「湯ごね食パン」
●パン作りの楽しさを子供たちへ
「開業してよかったことは、子供たちに働く親の姿を直接見せられたことです。
狭い作業場で、粉まみれで長時間働く姿を見てきた小学生の長男が、将来、パン屋さんになりたいと言ってくれた時は本当に嬉しかったです。」
パン作りの楽しさを小さい頃から知ってもらいたいと、毎年、子供を対象にしたパン教室を学校の休みに合わせて開催されています。
パン以外にもクリスマスシーズンはケーキ、バレンタインディシーズンにはチョコレート作りを体験できるそうです。ご興味のある方は、是非Facebookをチェックしてみて下さい。
Tetu & Sun ( テチュ アンド サン)
■代表者 | 近藤 秀利氏 |
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■事業内容 | パン菓子製造販売 |
■所在地 | 豊中市服部西町2-7-9 |
■営業時間 | 7:00〜19:00(定休日曜) |
■TEL | 06-6863-1234 |
https://www.facebook.com/Tetu-Sun-417772341667112/ |
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