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売上高は着実に増えているのに、現金や預金は一向に増える気配がない。前期に比べて、実質的に利益が増えているのか減っているのかがよく分からない。そんな疑問を感じることはありませんか。利益といえども資本の一部であり、いろんな方面に投資されますから、現金や預金として残るより、むしろ形を変えて資産として残るほうが自然な姿といえるでしょう。
また、売上高の増減は目に見える形で表れますが、利益は売上総利益・営業利益・経常利益・税引前当期純利益・当期純利益と5段階に分けて表記され、しかもその段階に応じてさまざまな費用が計上されるため、なかなか本質をつかみにくいのが実情ではないでしょうか。
基本的に、最後の税引前当期純利益や当期純利益がプラス(黒字)なら、利益があがっていると判断できます。しかし、経営の健全性からすれば、5つの利益がすべてプラスであることが望ましいのはいうまでもありません。 |
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利益をあげるためのポイントを端的にいえば、売上増を図る一方で、できるだけ無駄を省き、費用の減少に努めるのが一番の早道といえるでしょう。
たとえば、5つの利益のうち営業利益がマイナス(赤字)になっているようなら、販売費及び一般管理費の中の何かに問題があると考えられます。したがって、商品や原材料の仕入れは適正に行われているかどうか、大きなウェイトを占める人件費をはじめ、販売費や一般管理費に無駄な出費がないかどうかなど、一つひとつの費用の内訳をしっかりチェックする必要があります。
もちろん、費用を一方的に切り詰めればいいというものではありません。必要な費用を使うことによって利益を生み出し、その利益を費用に投じてまた新たな経営活動を続ける。いわば利益と費用はクルマの両輪のような関係にあるわけですから、あくまでも双方のバランスを考えた利益計画を立てることが望まれます。 |
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