ちょっと気になるあのお店

Uma Uma Café



服部天神駅から西へ300メートルほど歩くと左手に「服部阪急商店街」の入り口が見えてきます。
2015年に商店街全体を覆っていた古いアーケードが撤去され、空を望めるオープンな商店街に変わりました。
その一角にある「Uma Uma Cafe」はオーナでありパティシエの中馬さんが一人で切り盛りするケーキ専門カフェです。

●季節を感じる旬ケーキ
六角形が印象的な木製の扉を開けると、清楚で落ち着いた雰囲気の店内には、テーブル席が4つ、取材で訪れたこの日は、旬の果実を使った「さちのかムース」や「春姫きんかんのタルト」をはじめ9種類のケーキがショーケースの中に並んでいました。
「季節を感じていただけるよう旬の果物を使い、素材の味を生かすよう心がけています。」
秋から冬にかけて出回るラ・フランスやリンゴは山形から、さつまいもの人気種「紅はるか」は鹿児島から、夏場は宮古島からパイナップルや島バナナなど、どれも旬の果実を有名な産地より仕入れています。


▲400円(税抜)以上のケーキはドリンクとセットで50円引きになります。

●手作りが信条
「添加物は使わず。自分で作れるものは出来る限り手作りします。」6月頃に知人から届けられる「やまもも」は独特の甘酸っぱさで果実酒などに使われる小粒の果実です。
ただ、種が大きく実離れも悪いため、お菓子の素材として使われることはほとんどないそうです。
初夏の人気商品「やまもものムース」は、大量のやまももの実から種を一粒一粒取り除き、慎重に煮詰めてピューレやジャムに仕上げることからはじまり、土台の生地の焼き上げやクリーム作り、冷やし固めて出来上がるまで3日間の工程を要します。
こちらのムースはどれも、崩れそうなほど繊細です。より滑らかな口当たりと素材の味を感じてもらうため、ゼラチンの量を限界まで少なくして成型するそうです。
「特に子供向けを意識しないので、洋酒も多く使いますし、プリンのキャラメルソースも苦みをきかせています。タルトは生地のサクサク感を味わってもらうため、しっかり長めに焼いています。」美味しさを追求する姿勢に職人としてのプライドとお菓子作りへの愛情を感じました。
春先はイチゴや柑橘類のケーキが店頭に並んでいるはずです。美味しいケーキと中馬さんの明るい人柄に癒されたい方は是非訪れて見てください。


▲焼き菓子もすべて手作り。手前は‘足の神様 服部天神’にあやかった「わらじクッキー」
 

Uma Uma Café

■代表者 中馬 晶子 氏
■事業内容 ケーキ&カフェ
■営業時間 11:00~20:00 日曜・月曜定休(不定休有)
■所在地 豊中市服部西町2-4-9
■TEL 06-6863-8821
■Facebook http://www.facebook.com/uma.uma.cafe/
■Instagram http://www.instagram.com/uma_uma_cafe_
BACK NUMBER

このページをシェアする

<お申込み・お問い合せ先>

豊中商工会議所  〒561-0884 豊中市岡町北1-1-2
TEL 06-6845-8001

その他情報

読込み中です...しばらくお待ち下さい