ちょっと気になるあのお店

cafe magu



●「懐かしい味」を届ける無添加パンとお菓子のお店​
服部緑地公園から東へ少しはずれた緑道沿いに、知る人ぞ知る手作りパンとお菓子のお店「カフェ マグ」があります。
すべてをひとりで手作りされる店主の浅田さんは、延べ千人以上の赤ちゃんを取り上げてこられた助産師さんで、五十歳を機に新たな道にチャレンジされました。
『仕事をする上で「食べる」ということの大切さは感じていました。
単に「栄養をとる」というだけでなく、「食べる」という行為は人の価値観や生き方に関わってくると思っています。
私のなかで、何を、誰と、どのように「食べる」かは、とても大切なことです。十年ほど前にパンの師匠と出会い、発酵食品に興味があったこともあり、パン作りにはまりました。
パンを通じて「食べる」ことにかかわっていきたいというのが動機だと思います。』


▲ オーナーの浅田氏

当今はやりの〝映える〟見た目より素材重視でシンプルに作り上げることにこだわるのは、〝シンプルなものほど記憶に残る〟というご自身の体験からだそうです。
『大人にも子供にも、いつか「懐かしい味」と言われたいです。』
そんな浅田さんの想いは着実に伝わっているようで、オーガニックの麦を使った素朴なクッキーや動物性油脂、乳製品、砂糖を使っていない「マクロビスコーン」は小さな子供達に人気です。
生食卵で有名なみずほファームの卵をふんだんに使った「エッグサンド」はシンプルながら濃厚なおいしさが見た目からも伝わってきます。野菜ときのこで作った焼きカレーパン「エスニックベジタブルカレーパン」は、以前テレビ番組の「よ〜いドン」で紹介されたこともあり特に女性人気が高いそうです。
パンのほか焼き菓子やタルト、注文によりホールケーキも販売されています。


▲ 人気のエッグサンド ¥220(税別)

特にお薦めしたいのが「シュトーレン」です。シュトーレンといえばクリスマスシーズンによく見かけるドライフルーツやナッツの入った日持ちのする少し重めのお菓子(ケーキ)ですが、こちらでは旬の果物や和の食材を使って季節に合ったシュトーレンを作られています。
取材日は「イチゴとホワイトチョコレート」、「抹茶と和栗」の2種類がありました。
ぎっしり詰まった素材が生地にも染み込みとても味わい深い美味しさです。4月のシュトーレンは「さくらんぼとイチゴ」だそうです。
毎月の新作を楽しみにされているファンが多いのも納得です。
緑の続く小径を散歩がてらに探して訪れてたくなるお店でした。


▲ 栗とお豆がいっぱいの「ほうじ茶のシュトーレン」¥1,700(税別)

cafe magu

■代表者 浅田 亜希氏
■事業内容 パン・菓子製造販売、店内飲食
■所在地 豊中市寺内1-3-25 シャトーグリーンハイツ101号
■営業時間 11:00〜16:00(土曜のみ17:00)
■定休日 日・月曜、祝日、第2火曜日(不定休あり)
■TEL 080-8943-1306
■ホームページ https://www.cafemagu0812.com/
■メールアドレス cafe-magu0812@docomo.ne.jp
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