ちょっと気になるあのお店

▲ 代表の丹治さんと奥さん

今回は今年の3月、古絵本とコーヒーのお店「ちぇすなっと」をオープンされた丹治悠さんにインタビューいたしました。
店舗は岡町駅から徒歩4分。谷田公園の近くにあり、古絵本の購入ができ、カフェスペースも併設されています。

●なぜ古絵本とコーヒーのお店をオープンされましたか？
昨年の8月頃に妻から「昔から絵本のお店をやりたいと思っていた」という思いを聞きました。私は過去に一度転職をした事があって、その時に彼女が背中を押して応援してくれた事があったんです。なので、今回は自分が彼女の夢を応援したいと思いました。そこで、夫婦で一緒にお店を開く事にしました。
私は以前、アウトドア用品店にて働いていましたので、絵本に紛れてこっそりと登山の本コーナーを設けています。登山をやってみたい方へショップ店員の経験を活かしたアドバイスも出来ます。


▲ 絵本の販売とカフェスペース

●コーヒー、クッキーについて
カフェで提供しているコーヒーは岡町の島珈琲さんによる自家焙煎豆を、注文後全てハンドドリップで丁寧にお入れします。クッキーは吉祥寺、Dragon Michikoさんのヴィーガンクッキーをお取り寄せしています。卵や乳製品、白砂糖などは使わず、植物性の食材だけで作る、体にやさしいくおいしいお菓子です。

●内装、スペースについて
妻のお父さんが建築士で、このお店もお父さんが手掛けてくれました。絵本の物販エリアとカフェの空間は一応仕切られているのですが、段差はありません。とことん、こだわって居心地のいい空間づくりを心掛けています。
また店内には授乳室、オムツ替えの部屋を完備しています。子供が遊べるスペースも用意しており、おもちゃや仕掛けを店内に散りばめています。子供さんが遊んでいる間、お母さんはゆっくりとくつろいで下さい。


▲ 店舗外観

●最後に​
ちぇすなっとで販売している絵本は全て古本です。古くなったものをきれいに生まれ変わらせて、もう一度次の人にバトンタッチすることが、絵本を大切にすることにつながると考えています。懐かしい思い出の中にあった絵本、本屋からは姿を消した絵本など、古本屋ならではの1冊の絵本とお客さまとの一期一会を大切にしたいと思っています。