今月のキーパーソン

敷島製パン株式会社 パスコウエストカンパニー 大阪豊中工場長 毛利 泰廣氏



●ご経歴は?
愛知県出身で、大学を卒業後の昭和61年に入社、神奈川県寒川町の湘南工場に配属となりました。
その後製造業務・開発業務を中心に中部・関西・関東にて従事し、製品開発部長、犬山工場長を経て、関西エリアの中心でもある豊中工場長に就任致しました。
この工場には約460名の従業員がおりますが、私は製造部門の運営責任者として従事しています。

●仕事で心掛けていることは?
自らの目で見て確認し現状を把握し、関係各所と共有しながら物事を進めて行くこと。
コミュニケーションを大切にし、部下への指示は「腹落ち」するまで伝えること、またその大切さを管理職のメンバーにもお願いしています。

●社員教育で力を入れていることは?
基本の大切さとコミュニケーション(報・連・相)の重要性を伝えています。
私は体育会系の出身で学生時代や社会に出た時は、良いか悪いかは別にして縦社会でしたが、今は価値観や権利意識の変化で当時とかなり変わって来ています。そのような中で、上手に相手に物事を伝える話術と信頼される能力は身につけたいと思います。後は何をやるにしても楽しさに繋げること。

●勉強になった話は?
ディスカッション時に上司が最初に発した「アイデアキルは禁止ね」という言葉に凄く感銘し、以来事あるごとにこの言葉を利用し、否定から入らないよう、またアイデアを出した人は次も発言し易くすることを心がけています。
それと管理職に気を付けるよう伝えている言葉として「聞き間違いは言い手の粗相」です。先ほどの「腹落ち」ともつながるのですが部下が理解出来ていない場合、上司は本当に理解できるようなタイミングで言葉を選んで伝えているのでしょうか? まずは自分が上手に伝えられているかを反省することを大切にしています。

●健康の秘訣は?
仕事以外で興味を持ったことは何でもチャレンジし自分に刺激を与えるようにしています。
今は、自炊(単身赴任中)や全く知らない人とのコミュニケーションが意外と楽しいメルカリ、そしてゴルフ、ストレッチなどでしょうか。9年前にヘルニアで腰を痛めてしまい、かかりつけ医に「日ごろから体幹を鍛えなさい」と言われ、姿勢を正しその通りにするとゴルフの飛距離も伸びました。

●人生のターニングポイントは?
2回目の転勤時。製造で入社し、開発など歴任した後に再度製造へ戻った転勤の時に、ものの見方や仕事の仕方、そして責任感がガラッと変わりました。

●今後の展望は?
様々な経験をしましたが、まだまだ未知の世界が沢山あるので、もっと体験し身に付けたいと考えています。皆様機会がございましたらどうぞよろしくお願い致します!

敷島製パン株式会社 パスコウエストカンパニー 大阪豊中工場長 毛利 泰廣氏

■所在地 豊中市名神口一丁目10番1号
■電話 06-6864-1221
■ホームページ https://www.pasconet.co.jp/
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