目下売出し中!!うちの看板商品
テンセンス株式会社
▲ 代表の林社長
今回は、テンセンス株式会社様が2016年に開発した、食べられるカップ「エコプレッソ」についてご紹介します。発売開始以降、写真映えするデザインが人気を集めInstagramでの拡散で注目を集めていましたが、昨今SDGsに関する人々の意識が高まる中、プラスチックごみや洗剤の使用量減少を通じた環境への貢献を気軽に取り組めるものとして改めて注目を集めており、テレビや雑誌等でも多数取り上げられています。
●開発までには多くの苦労も
テンセンス株式会社は、天満橋の北側、大川のほとりで「R.J CAFE」と「R JAZZ ESPRESSO」の二店舗を経営しており、もともとはエスプレッソを多くの人に親しんでもらうためのアイテムとして、エコプレッソの開発を思いつかれました。食べられる材質、かつエスプレッソに合うもの、ということでクッキー生地を使うことは早い段階で決まったものの、液体の浸透をいかに防ぐか、試作に試作を重ねました。
試行錯誤の結果、カップの内側にアイシング加工を施すことで15分以上の耐久性を確保でき、販売開始に至りました。
また、2019年には、エコプレッソ焼成機「エスプレッソベーカー」や、アレルギーのある方にも楽しんでいただけるよう、グルテンフリーの「Newエコプレッソ」をリリースするなど、町の小さなカフェだからこそできる、お客様の反応や時代の流れを感じ取っての新製品開発への取り組みを続けています。
●ブランドイメージを高め、商品、そして環境意識向上へ
日本ではまだなじみの少ない「可食容器」を、地球環境に貢献する商品として広めていくために、「かわいい」や「映え」等SNSを活用したPRのほか、行政や公的機関へも積極的に働きかけており、神戸市との協働イベントの実施やグッドデザイン賞、ソーシャルプロダクツ賞のほか、令和3年度おおさか環境賞では大賞を受賞するなど、積極的なPR活動を続けています。
環境の持続可能性に取り組む企業や団体との協働については今後も積極的に考えており、ブランドイメージの向上を通じて多くの方に知っていただきたい、とのことです。
▲ エスプレッソを楽しんだ後は食べてさらに楽しめます
●今後について
今後は、エコプレッソシリーズとして、アウトドアで自分で可食スプーンやカップを作れる商品の開発も検討しており、可食容器がこの先当たり前のようにつかわれるようになることを目標としています。その一歩として、2025年大阪・関西万博での採用を目指しています。
見て・食べて楽しみながら環境にも貢献できる「エコプレッソ」、ご興味のある方は、ぜひご連絡ください。
テンセンス株式会社
■代表者 | 代表取締役 林 真智子 氏 |
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■所在地 | 大阪市北区天満3-2-1 |
■TEL | 06-6809-7502 |
■事業内容 | 飲食店経営、移動販売、卸売および小売 |
■URL | https://www.10sense.co/ |
■営業時間 | 11:00〜21:00 |
■定休日 | 火曜日(そのほか催事出展時不定休) |
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