サムライがゆく！

「待機児童解消」に向け、全国を飛び回る女サムライ、玉田氏にお話を伺いました。

●主な業務内容は？
既設の保育所や幼稚園が認定こども園になるための移行申請手続きをはじめ、小規模保育事業の認可や社会福祉法人に関する認可を専門としています。
依頼主へのアドバイス、市町村との協議、認可書類の作成・提出等を、「子どもたちが安心して過ごすことができる最適な施設作り」を念頭に、熱い議論を交わしながら進めていきます。
開設後も、日々の運営相談や運営費の申請などのサポートを行います。

●仕事上のモットーは？
「ご縁」に感謝することです。というのも、依頼件数の８割は、以前サポートさせていただいた園などからの紹介です。ご紹介くださる方の「信頼関係」を大切にし、常に誠実であることを心掛けています。
開業当時、この分野を専門とする行政書士は、周りにいませんでした。保育関係の認可は内容が複雑で、社会福祉法人や建築関係などの様々な知識が要求されます。誰もしていない分野だからこそパイオニアになれます。
しかし、その反面、知ってもらうことにかなり苦労しました。

●息抜きは何ですか？
大きな声を出すことです。仕事のご縁で仲良くなった園長先生たちと、「大人女子会」（（笑）を開いていますが、先生たちは、子どもたちといつも歌を唄っているので歌が上手なんです。私も負けじと朗読教室に通って、腹式呼吸の勉強をしています。
大きな声を出すことで、本当に気持ちがスッキリとします。



●今後の方向性は？
今後も進む少子化社会を見据えて、認定こども園の設置を後押ししていきたいと考えています。 今の制度では、就労等の条件を満たさなくなると、せっかく通い慣れた保育所を退所しなければなりません。
ところが、認定こども園であれば、３歳児以上については、就労等の条件を満たさなくなっても、そのまま通い続けることができます。これは、認定こども園が幼稚園としての機能も持っているからです。認定こども園の設置には、多くの基準をクリアする必要がありますが、幣所のノウハウを活用し、認定こども園への移行の後押しをしたいと思います。
「認定こども園への移行を考えている」といったお話をお聞きになりましたら、是非、ご連絡をお願いします。