とよなか企業探訪

▲ 外国人の就労事情に詳しい浅田理事

今回は、「一般社団法人ベトナム人就労支援協会」様をご紹介致します。代表理事の浅田忠文氏は、国内での人材紹介事業に携わる中で、地方での人手不足の現状を目の当たりにして、本協会の設立を決意されたそうです。
現在の取り組みについてお伺い致しました。

●事業内容について教えて下さい。
製造業など人手不足でお困りの企業に対して、ベトナム人の技術者等の就労支援を行っております。行政書士事務所等と連携して、ベトナム本国での人材募集、在留資格やビザ取得、日本での雇用手続きをワンストップで行っております。

●サービスの特徴について教えてください。
我々が就労支援を行うベトナム人の方は、技術者として就労ビザ取得が可能な方で、専門性の高い技術力を有し、仕事に対するモチベーションが高いという印象です。
また、技能実習生と異なり、就労ビザは更新ができますので、長期間継続した就労が可能です。
これは、就労される方と受け入れる企業双方にとって大きなメリットといえます。
また、就労後も日本語に精通したベトナム人スタッフがサポートさせていただきますので、外国人雇用がはじめての企業様でも安心してご相談していただけます。

●今後の方向性について教えて下さい。
今日本は人口減社会へと突入し、全国各地のあらゆる産業におきまして、人手不足が深刻な社会問題となっております。
最近では中小企業の廃業理由として人材不足が挙げられることも少なくなく、人材確保は企業経営において喫緊の課題であると言えます。
そのような中小企業の課題解決の方法として、外国人の人材採用は大きく注目されており、当協会へご相談も日に日に増加しております。
もっとも、外国人の方を採用するには、入国に関する法的制約をクリアしなければならないことはもちろん、就労を希望される方と受け入れ企業とのきめ細やかな意思疎通が必要であり、専門的な知識が必要といえます。
当協会では、様々な専門家と連携して、ベトナムからの技術者と日本企業のマッチングも必要なソリューションをご用意しております。外国人の方の採用にご関心をお持ちの経営者の方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。


▲ 日本語教育機関に通うベトナムの学生たち