ちょっと気になるあのお店

アマゾンカムカム株式会社



●田中社長とスーパーフルーツ「カムカム」との出会い
田中社長は1999年、当時は私立高校の教師をされており、私用で訪れたペルーでカムカムと出会いました。
その実は小さいながらも甘酸っぱい味と桃や梅のような香りがあり、天然のビタミンC含有量№1、抗酸化作用で有名なポリフェノールの含有量も赤ワインの10倍というスーパーフルーツでした。
田中社長はこのカムカムでアマゾンの人々を救いたいと思ったのです。
当時、カムカムが採れる南米アマゾン川流域は貧困の格差が激しく、その貧しさからコカインを製造・販売に手を染めてしまう人々がいるほどでした。
カムカムはアマゾン川流域に多く自生しているので、カムカムで国が豊かになれば、人々はコカインの製造する必要がなくなると田中社長は思い至ったのです。



●販売の鍵は香り!?
現在、アマゾンカムカム株式会社では、果汁飲料をはじめ、シャーベットやキャンディ、グミ等の様々な商品がありますが、その製品開発には苦難がありました。
田中社長は日本に戻ってから、どうすればカムカムが売れるかを考えました。
カムカムは種苗法等の問題でピューレ状にして冷凍保存され輸入されます。
その際に風味がとんでしまい、栄養価に変わりはないが、香りがなく美味しくないそうです。
そこで田中社長は香料を作ることにし、ある会社の紹介で香料を専門に作成している企業に開発をお願いしました。
長い時間を経て完成した香料のおかげで東京農業大学の農業祭での発表後、カムカムドリンクは瞬く間に売れていきました。
この頃には忙しくなってきた事や田中社長の一度始めたらとことんやり抜く性格もあり、高校教師の仕事を辞めて、ご自身で会社を立ち上げて販売するようになりました。



●カムカムブームの到来!しかし問題が……
2005年頃には大手飲料メーカーにカムカムが使われ始め、売上も最大で年商2億円を超えました。しかし、また壁が立ちはだかります。
原料のカムカムの果実はアマゾン川流域に無尽蔵に自生していますが、輸送道路や製造工場など、インフラがペルーでは整っておらず、急増した需要にカムカムの輸入が間に合わなくなります。
需要に対応できず、2008年頃にブームは終わります。
今は10年前の繰り返しをしないように生産と供給のバランスを図りながら宣伝・販売をされてます。
現在、田中社長は南米の貧困格差の是正だけでなく、カムカムを世界中に広めて、世界中の人々が健康で長生きできるようにと日々奔走されてます。

アマゾンカムカム株式会社

■代表者 代表取締役 田中 一夫氏
■事業内容 アマゾン川流域に自生するスーパーフルーツ「カムカム」の果汁の輸入とドリンク製造
■所在地 【本社】豊中市東泉丘2-9-9
【商談オフィス/ショールーム】豊中市熊野町2-10-23
■TEL 06-6852-2210
■ホームページ http://www.amazoncamucamu.com
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