ちょっと気になるあのお店

今回は、イタリア現地の生産者より直接買い付けたエキストラヴァージンオリーブオイルを販売する一色さんにお話を伺いました。
場所は阪急宝塚線曽根駅より徒歩10分、国道176号線沿い。倉式珈琲の2軒隣りです。
店舗入口扉の横にある「オリーブオイル専門店」の緑色ののぼりが目印です。

●創業から現在の経緯
一色さんが初めてイタリアへ渡ったのは語学勉強のためだったそうです。
その後、イタリア現地法人で勤務、約9年間イタリア・ミラノに在住。帰国後はイタリア貿易振興会（現：イタリア大使館貿易促進部）にて従事されるなど、イタリアに関わるお仕事に携わる中で、現地生産のエキストラヴァージンオリーブオイルの美味しさを日本にも広めたいと思い立ち、平成26年2月に創業、選び抜いた６～７種類のオリーブオイルとホワイトバルサミコを販売しています。
「Oro Verde」とは、黄金の果実を意味し、自然の恵みを豊富に受けたオリーブの実をイメージして名付けられたそうです。


▲ 一色 氏

●生産者の愛情溢れるオリーブオイルをそのままお届け
イタリアのオリーブオイルは品種が多く、個性的なんだそう。
一色さんは、現地農園へ足を運び、味、品質、管理環境、そして何より生産者のオリーブへの愛情を確認したうえで取り扱う商品を決めておられるそうです。
買い付けたオリーブオイルはイタリア国内や国際的な賞を受賞している品も。品質保持のため航空便で直輸入、輸送時の温度による商品劣化を防ぎ、店舗ディスプレイはすべて空瓶です。実際の商品は、すべて倉庫内で定温管理しているそうです。
購入の際は、必ずお味見をして確認して頂き、お客様が商品を決定されてから、倉庫よりお出しするシステムです。
オリーブオイルは毎年出来栄えが違うため、その年により人気商品は変わるそうですが、サントーロ社のペランザーナは固定のファンの方が多いそうです。
また、有機ぶどうの自然な甘みと白ワインビネガーの酸味が絶妙なバランスのホワイトバルサミコは、現地とここでしか手に入らない逸品です。


▲ サントーロ社 ペランザーナ（右から2番目）

●目標
高品質の商品を適正な価格で提供し、「あの店の商品は間違いない」と全国の方に言って頂けるようになること。
また、オリーブオイルについて学び続ける者として、オリーブオイルに関する正しい情報をこれからも発信し続けていきたいそうです。