ちょっと気になるあのお店

parigino & atelier de maman (株式会社イマモト)


▲ 左から、パン担当の渡邊シェフ、田井シェフ、お菓子担当の今西店長

●「製パン機器のプロ」が手掛けるこだわりのお店
「parigino & atelier de maman」さんは、平成30年7月5日に阪急十三駅東口から徒歩8分の河川敷沿いにオープンした、青いファサードが目印の、パンとお菓子の専門店です。
運営会社である株式会社イマモトさんは、長年豊中市で製菓・製パン厨房機器関係を取り扱っており、「機器のアンテナショップを作るとともに、消費者の生の声を聞ける場を設ける」ことを目的として店舗をオープンしました。
店舗レイアウトにもこれまでの経験からのこだわりが発揮されており、どのパンも対面でお客様に説明できる広めのカウンター、スタッフが一切お金に手を触れずに会計できる清潔感あるレジなど、工夫されています。

●有名シェフをむかえ、製法にもとことんこだわる
従業員は現在5名、パン部門の2名はどちらも有名パン店の出身、菓子部門スタッフもガレット・デ・ロワ(フランスで新年のお祝いに使われる伝統菓子)の大会入賞実績と、実力のあるスタッフが揃っています。
フリーズドライの苺をふんだんに使用して甘酸っぱさが魅力の苺クッキー、毎日50分近くかけてじっくり炊き上げた自家製クリームを使ったクリームパン、伝統的な「生地にストレスをかけない」製法で製造することで風味をより良くしているフランスパンが特に人気とのこと。
取材時には試食させていただいた明太子フランスは、パンが主張しすぎることなく明太クリームとうまく調和していてどんどん食べられる一品でした。もうひとついただいた「いちじくとクルミのプチパン」は、ドライフルーツではなくセミドライのいちじくが使われていて、果物の風味や触感をより豊かに感じられました。
ほかにも、湯種製法と豊富に使用した玄米で「焼かなくてもおいしい」玄米食パンや、イースト菌不使用・天然酵母で仕上げたドイツパンなども、おすすめとのことです。


▲ イチオシ、天然酵母のパン

●今後の展開について
オープンして約2か月ですが口コミで京都や神戸などからもお客さんが来ているほか、9月16日~25日に大阪ルクア出展、9月発行の雑誌への掲載など、順調なスタートを切った同店の次の目標は二店舗目の出店。
当初は、本社からも近い豊中市庄内駅周辺で物件を探していたものの折り合いがつかず十三で開店したという経緯もあり、二店舗目はぜひ庄内駅周辺で出したいとのこと。
味も香りも良い実力派パン屋さんが豊中市に増える日が楽しみです。


▲ 店舗外観

parigino & atelier de maman (株式会社イマモト)

■オーナー 今本 美智雄氏
■所在地 大阪市淀川区十三東 1-14-1
■TEL 06-6390-5240
■Facebook https://www.facebook.com/atelierdemaman3sweets
■営業時間 8:00~19:00、水曜休
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