サムライがゆく！

▲ 代表の樋口さん

●社会保険労務士になろうと思ったきっかけは？​
社労士になる前はキャリアコンサルタントとして、従業員のキャリア設計、セルフキャリアドッグなどに携わっておりました。
助成金がおりるということでしたので、社労士の先生から仕事を受け、500社を超える企業を訪問しキャリアコンサルティングを行ってまいりました。
従業員のお声を聴き、会社の改革を行わなければならないと感じたときに経営者に耳を傾けてもらえるのが、キャリアコンサルタントでは弱かったのです。
社労士からの提案とキャリアコンサルタントからの提案では経営者に対する響きが全く異なるということを幾回も経験し、社労士資格を目指しました。

●独立開業までもしくは独立開業当時の苦労話などがありましたら教えて下さい。
開業当初は不安でしたがそれほど苦労はしていないと思います。
むしろ、以前家族で建設業を経営していた際は、人手不足や人材育成など苦労が絶えませんでした。
しかし、その経験がキャリアコンサルタントを目指すきっかけとなり社労士になれましたので、人間万事塞翁が馬、と感じています。
いわゆる「ピンチはチャンス」といいますか、私自身は今まで崖っぷちと感じたことも全て、そのことがきっかけとなってご縁をいただき人生を切り拓いてきているとかんじており、「人間万事塞翁が馬」は、私の座右の銘となっています。

●得意分野について教えて下さい。​
キャリアコンサルタントからの出発ですので、今年法改正が行われたハラスメント予防対策が得意です。
従業員の声を聴き続けてきた経験から、「なぜハラスメントが起こるのか」、構造から改革し、予防することをご提案しています。
また、就業規則は予防法務の観点からじっくりと打ち合わせを行い、各企業に応じた、会社を守る規則を作成させていただいております。
助成金のタイミングを計り、就業規則の作成費用と労務管理コンサルティングの費用をそこから捻出していただいております。

●今後の方向性・将来設計について教えてください。
社労士というと社会保険関連の手続き業務のイメージが先行すると思いますが、手続き等「できることは自社でやる」ことが一番と考えており、労務管理をお任せいただきたいと思っております。
「2年間で、助成金も活用しながら就業規則や長時間労働の改善、賃金制度や人事制度の改革を行い、並行して手続き業務をレクチャーし、以降は労務管理に関する相談を承る」という労務管理に特化した顧問形態が、多くの顧客にご好評いただいております。
小規模事業者向けに、「メール顧問」という形も行っています。


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