ちょっと気になるあのお店

オーベルジュ ヤマガミ ジビエとヴァンナチュール (株式会社 里山創生研究所)


▲ オーナーの山上シェフ

●大阪北部、豊能郡豊能町の豊かな自然の中に佇む
「オーベルジュ ヤマガミ ジビエとヴァンナチュール」は、大阪梅田から車で新御堂を北へ約50分、北摂の自然豊かな里山の中で営業しているオーベルジュ(宿泊設備を備えたレストラン)です。
オーナーの山上さんは、もともとは2010年に大阪市北区豊崎でジビエとワインと生パスタにこだわったレストランを経営していましたが、いつかオーベルジュを経営したいという想いを持っており、適した場所を探すうちに、豊能町高山地区の豊かな自然に魅了されて移住し、2018年3月に現在の場所で開業されました。
オーベルジュの外観は英国カントリー風の洋館で、1階がレストラン、2階が宿泊者向けのゲストルームとなっています。
ちなみに豊能町高山地区は、戦国時代の武将であり、キリシタン大名としても有名な高山右近の生誕の地としても知られています。

●ジビエハンターが営む里山のオーベルジュ
オーナーの山上さんは、シェフであるとともにハンターでもあり、こちらで提供されるジビエは、ご自身で狩猟してすぐに血抜き・解体することで、臭みなく美味しい状態で料理されています。
また、豊能町の棚田で作るコメや野菜のほか、町内や近場のものを中心に、野菜や果物なども揃えられています。
ランチは2,000円、3,000円、4,000円の3種類があり、3,000円、4,000円のコースではジビエのメイン料理も食べることができます。
取材した日の前菜のひとつ、「鹿とイノシシのパテ」は、猪肉のクセを感じることもなく、旨味を堪能できる一品でした。
ディナーは3種類のコース全てのコースでジビエのメイン料理を堪能することができます。
接客については、堅苦しくなくフレンドリーでアットホームな雰囲気を心がけているとのことで、幅広い年代の客層が訪れているそうです。
現在はランチのお客様が多く、特に日曜日は満席の日も増えてきているとのこと。


▲ ジビエと地元野菜中心の一皿

●今後の展開について
現在はオーベルジュ事業が事業の中心となっていますが、今後は、古民家を改築して作った食肉処理施設(シャルキュトリー)を活用した精肉や加工品などの販売への取り組みも検討されています。
また、2年ほど前からワイン用ブドウの試験栽培にも取り組んでおり、現在は仕事の合間を縫って府下のワイン工房で研修を受けたり、本格的な葡萄栽培に向けて農家としての資格取得に取り組んだりと、活発に活動されています。
都会の喧騒に疲れた方は、美味しい料理とオーナーの穏やかな人柄、高山の豊かな自然に癒されに行ってみてはいかがでしょうか。


▲ 落ち着いた内装のレストラン

オーベルジュ ヤマガミ ジビエとヴァンナチュール (株式会社 里山創生研究所)

■代表者名 山上 忠彦 氏
■所在地 大阪府豊能郡豊能町高山23
■TEL 072-734-7365
■ホームページ https://www.satoyamasouken.co.jp
■営業時間 ランチ  11:30〜14:30
ディナー 17:00〜21:00
定休日 火曜・水曜
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