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▲ 代表の米澤さん

「和食雄」、「おそうざいゆう」を経営する米澤 雄大さんは、昨年（2020年）の大変な環境の中、Youtubeへの取り組みやプレスリリースの実施等、自社の認知度向上とブランド力向上に向けて積極的に取り組んでこられました。今回は、その後の状況について取材しました。

●「ひとり親世帯へのおせちの寄付」をきっかけに、新たなご縁も
2020年の年末、コロナの影響で大変な年だからこそ、と実施された「ひとり親世帯へのおせちの寄付」は、新聞への掲載やラジオ出演依頼など、大きな注目を浴びることとなりました。また、この取り組みにより「和食雄」のある大阪市淀川区東三国のとある会社とご縁が生まれ、その会社が受託した、吹田市のメイシアターのレストランのプロデュースを任されることになりました（※）。栄養バランスやカロリーなどにも配慮した体にやさしい料理をゆったりとした空間で楽しめるということで、近隣の方を中心に、早速評判になっているとのことです。
（※）CAFÉ DINING VARLORE．2021年4月14日オープン 吹田市泉町2-29-1 メイシアター2F。


▲ 米澤さんが今回手掛けた「CAFE DINING VARLORE」はこちら！

●コロナ禍でも新たな取り組みを
米澤さんは、2021年4月からの緊急事態宣言を受けて「和食雄」と「おそうざいゆう」は休業し、「CAFÉ DINING VARLORE．」のプロデュースに専念されてきました。今回の取組では「飲食店のプロではないスタッフに、いかに戦力になってもらうか」を徹底的に考え、スタッフとの丁寧なコミュニケーション、動画も使った工程のマニュアル化、作業効率を考慮したシフト等、「社員がいなくても運用できる仕組み」の構築に注力された結果、オープンから1か月特に問題なく順調に運営されています。この経験は、「和食雄」と「おそうざいゆう」の営業を再開したあとも、さまざまな方向で活かしていけそう、とのことです。既に新規のアイデアもいくつか温めており、タイミングを見て今年もプレスリリースの積極的な活用を検討されています。


▲ イチオシメニュー「和の玉手箱」

●担当指導員より
米澤さんは、常に前向きで積極的な姿勢がなによりの強みで、Youtube（チャンネル公開1年で登録者数2万人超！）等を使った情報発信や、補助金や各種支援施策の活用にもスピーディに取り組まれています。今回の取材でも、「こういう状況だからこそ、基本を作れる」と、メニュー開発やスタッフ育成、産地や他社との連携強化など、前向きなお話しを多くお聞きできました。今後の展開が非常に楽しみです。