サムライがゆく！

▲ 中小企業診断士 島田 尚往 氏


●中小企業診断士になろうと思ったきっかけは？
会社員時代に大手製造業で電子部品（半導体レーザー）開発の仕事をしていた際、製品開発にはコストや商品が売れるかどうかなどの経営者的視点が必要だと感じました。
勉強をするのであれば、体系的にしたいと考えて中小企業診断士の資格の勉強に着目したことがきっかけです。
試験に合格後は企業内で資格を活かして引き続き開発に従事しておりましたが、独立を決意し2013年に創業しました
。開業当初はお客様に自分を知っていただく機会が少なく苦労しましたが、公的機関等の相談業務をはじめ、一つ一つの仕事に真摯に取り組むことが信頼につながり、徐々に紹介の機会も多くいただけるようになりました。

●得意分野について教えて下さい。
製造業の支援が得意です。学生時代は工学部に所属し、博士課程まで進学しましたので、そこで培った技術的バックグラウンドや、製造業にエンジニアとして勤めた経験があるからです。
また、技術・経営コンサルティングを始めてからも多くのお客様と共に仕事をさせていただくことができ、中小製造業の改善に関する知見や実績も蓄積できてきました。
これまでの実績は、製造業の製品開発、光・エレクトロニクス技術支援、生産管理・品質管理、技術人材育成、生産管理などの従業員研修やセミナー講師、本の執筆などです。
ものづくりや製造業に関することでご相談がございましたら、ご連絡いただければと存じます。

●仕事で大切にしていることについて教えて下さい。
自分に求められていることは何かを正しく把握して的確にアウトプットを出すことです。お客様が判断や決定をするために、必要な判断材料や分析結果、考察を提供することが多い仕事なので、常に今回求められていることが何なのかということは自問自答しながら仕事をしています。
また、お客様の決定事項をサポートしていくようにしています。

●今後の方向性について教えて下さい。
現状、多くのお客様に支えられて充実した仕事をさせていただくことができているので、これを継続しつつ、専門分野以外のことにも積極的にチャレンジしていきたいと考えています。2018年からは、北海道富良野市のまちづくりに関連して商業施設の経済波及効果を調べる案件に携わり、現在も引き続きお手伝いさせていただいております。

島田氏は豊中商工会議所専門家サービス（相談無料）のサポーターにご登録いただいています。
ものづくりに関するお困り事がありましたら専門家サービスでもご相談可能ですので、豊中商工会議所までお問合せ下さい。