今月のキーパーソン

▲ （株）池田泉州銀行　豊中北エリア長兼 豊中支店長 兼 螢池支店長　藤本 康幸氏　当所 新常議員

●ご経歴や現在の仕事内容は?
1998年4月（株）池田銀行（現（株）池田泉州銀行）入行後融資担当や本社勤務を経て、2019年六甲支店長、2022年6月より豊中北エリア長兼豊中支店長兼蛍池支店長に着任し、豊中市内北部エリアの統括と豊中・蛍池両支店の支店経営に従事しております。

●仕事で心掛けていることは?
お客様や職員の話をよく聞くこと。これまでの経験や知識で自分の中で仮説を持って業務に取り組んでいます。が、必ずしも自分の仮説が正しい訳ではないということを常に自分に言い聞かせ、お客様や職員の話を掘り下げて聞くことで、真のご要望やニーズ、職員が考えていることを汲み取ることが出来るよう心掛けています。

●勉強になった言葉は?
フォード・モーターの創業者のヘンリー・フォードの言葉の中で次のようなものがあります。「もし世の中に成功の秘密があるとするなら、他人のモノの見方を理解し、自分の立場と同様に他人の立場からモノを見ることが出来る能力である」
自分と人の見方がそれぞれ違うことを意識したうえで、他者の立場に立ったらどうかを想像することが、自分に刺激を与え成長に繋がり、ひいては仕事の面でも良いサイクルに繋がると考えています。

●苦労したことは?
バブル崩壊後の景気低迷、リーマンショック、コロナショック等さまざまな経済環境の激変がありました。
コロナ禍はまだ続いていますが、厳しい環境の中でいかにお客様の力になれるか、また支店経営においては職員の不安解消や健康管理に気を配りながら、エッセンシャルワーカーとして業務を維持継続していくことに注力しています。

●健康の秘訣は?
中学生・高校生の頃は水泳部に所属していました。それ以降はあまり泳ぐ機会もなかったのですが、最近になって体を動かす必要性を感じ、プールでゆっくりと泳ぐ機会を作るように心掛けています。
市内では東豊中町の二ノ切温水プールが去年リニューアルオープンし、非常に設備が整っているので、大変有り難く使わせて頂いています。

●今後の展望は?
豊中は当行の創業時からご愛顧いただいている地域であり、今後も地元に根を張って地に足の付いた支店経営を担っていきたいと考えております。
また、時代に応じて移り変わる地域の皆様のニーズにお応えし、豊中と皆様の発展に少しでもお力添えが出来ればと考えています。当行は「『幅広いご縁』と『進取の精神』を大切に、お客様のニーズに合ったサービスを提供し、地域の皆様に『愛される』金融グループを目指します。」という経営理念を掲げております。
満足いただけるソリューションをご提供できるよう心掛けますので、会員企業の皆様におかれましては何卒宜しくお願い致します。