とよなか企業探訪

▲ 脇田社長

今回は、日用品や化粧品を扱う専門商社として海外との輸出入取引を手掛ける株式会社ブリーズブルーの脇田社長を取材いたしました。
2016年12月に個人事業として独立され、2021年2月に法人化、2022年には従業員を雇用し、ホームページと事務所を開設されるなど、着実にステップアップされておられます。

●事業内容について詳しく教えて下さい
日本の日用品、化粧品を中心に輸出販売をしています。
基本的には1か国1社の代理店様とお付き合いをしており、その代理店様とともに現地のドラッグストアやスーパーマーケットなどへ展開をしております。
特に海外への販売を自社で展開出来ない日本のメーカー様、自社で希望商品を輸入できない現地の代理店様両方のお手伝いをさせていただいています。
現在の輸出先は、中国、台湾、シンガポール他6か国とのお取引がありますが、積極的な新規取引国の開拓も行っております。
また、日本市場への参入を希望する海外のメーカー様と国内の代理店（問屋）様との間に立ち、輸入についても日本代理店様のサポートを行っており、現在はカナダ他2か国からの輸入をサポートさせていただいています。

●「強み」や大切にしていることは？
大きく2点あります。
①海外留学やシンガポール駐在を経て得た強固な海外ネットワークがあります。弊社の取引代理店は日本企業を理解してくれており、商取引についてもお互いを理解しながら進める事ができます。
②化粧品メーカーで務めていた経験から、日本のメーカー様の自社ブランドへの思いを理解し、輸出して終わり、値段勝負をして販売！ではなく、「どのようにブランド価値を高めるか」「どのように消費者に商品を届けるか」をメーカー様の立場にたって現地展開する事ができます。
創業当時から〝FEEL JAPAN（日本を感じる）〟をキャッチワードとして、海外の方に日本を身近に感じていただけるよう、素晴らしい品質の日本商品を海外にお届けしたいと考えています。また、海外に販売ルートを持っていない日本のメーカー様にも海外展開をもっと身近に感じていただけるよう、お手伝いしていきたいと考えています。
輸出手続きや海外輸送の手配は全て弊社で行います。海外展開をお考えのメーカー様、是非一度ご相談下さい。

●今後について
創業当初はお客様の意向に沿った商品を探し、現地の消費者様に届ける事ができればよいと思っていました。
しかし、この仕事を続けているうちに、多くは日本商品に対して良い印象を抱いている東アジアや東南アジアには展開されているが、その他の地域へはあまり展開されていないと感じるようになりました。
今のお取引先様からも、欲しかった商品を輸入できて、現地の小売店様や消費者様も喜んでいるという話を聞くことがあります。
日本には数多くの高品質で機能的な商品がありますので、アジアだけでなく世界中の方々に商品を届けられるようにネットワークを確立したいと思っています。また、自身や社員が働きやすい環境づくりを目指しています。