今月のキーパーソン

大日本除虫菊(株)大阪工場 工場長 鹿島 誠一氏


▲大日本除虫菊(株)大阪工場 工場長鹿島 誠一氏

●ご経歴や現在の仕事内容は?
平成2年4月に入社後、令和元年9月まで29年間、豊中の大阪工場内にある中央研究所に所属し、虫コナーズや水性キンチョールをはじめ、各種製品の開発に携わってきました。
その後、紀州工場(和歌山県有田市)で生産業務に携わり、昨年10月からここ大阪工場に勤務しています。

●仕事で心掛けていることは?
「昔も今も品質一番」の理念のもと、良い製品を計画通りに製造する事を常に心がけています。当然、社員が気持ちよく生産に携わることが出来るよう、環境面、安全面も気に留めています。

●今後身に付けたいことは?
50歳半ばになりますが、年齢を重ねているからこそ、周囲への説得力、表現力を更に培いたいと思います。

●仕事で感動した・印象深かったことは?
アントニオ猪木のファンでして、「道険笑道」という言葉を聞いた時、まさにその通りだと思いました。
厳しい、辛いことで立ち止まっても、笑うことで気持ちが吹っ切れ、また前に進める気になる、そんな言葉です。
それと「道」という詩も好きでして、この先どうなるかが不安で踏み出せなくなりそうな時に、一歩くらい踏み出してみようぜ、と思える言葉です。
未知の部分が多くても、取り敢えずやってみようという気持ちは大事かと思います。

●苦労した事は?
研究所に勤務していた頃、新たな製品開発をするのに非常に苦労しました。
最初から完璧なものは出来ないため、試行錯誤を繰り返し、焦りの気持ちをコントロールしながらの業務はとても辛いものでした。
しかし完成した後は、良い経験になった、良かったと、心から思えました。

●人生のターニングポイントは?
3年前に和歌山県に単身赴任した時。身の回りの事を全て自分でやらなければならず、生活環境も変わり、最初は慣れずに苦労しました。
当時は妻の苦労がつくづく身に沁み、感謝の気持ちで一杯になりました。その後、身体が慣れていき「人間何事も慣れていくものだ。この歳でも成長するんだ」と感じるようになりました。

●今後の展望は?
仕事面ではもっと効率的な製品づくりが出来るシステムや仕組みを構築すること。
働く社員に負担が少なく、消費者が必要としている製品をたくさん作ることが出来ればと思っています。
プライベートでは、子供が独り立ちしたら、趣味のテニスをもう少し極め、青春時代を思い出したいです。

●最後に
私の人生で最も長く過ごしている場所はここ豊中市です。地域の人々と交わりながら、地域全体を盛り上げられるよう協力していきますので、どうぞよろしくお願い致します。

大日本除虫菊(株)大阪工場 工場長 鹿島 誠一氏

■所在地 豊中市大黒町1-1-11
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