
とよなか企業探訪
アイゾーン・ニューヨーク/ 株式会社アイゾーン・ジャパン
▲ アイゾーン・ジャパン代表取締役 内田賢氏
今月は、米国サングラスメーカー「アイゾーン・ニューヨーク」の日本法人 株式会社アイゾーン・ジャパン様を取材いたしました。
●(株)アイゾーン・ジャパンについて
1992年にアメリカで設立された同社は、自社工場を持たずに成長し、日本市場向けに独自の商品企画・開発を行っています。現在、全国に19の直営店舗と26の委託店舗、オンラインショップを展開しています。
●設立から現在に至るまでの苦労
日本においてはサングラスがあまりメジャーなアイテムではなかったため、アイゾーン・ジャパンは国内ではノーブランド扱いされ、価格も安価でした。よって、顧客単価を引き上げる方法やターゲットを見つけることに苦労されたそうです。
▲ IZONEあべのHoop店
▲ IZONE店舗内
●ターニングポイント
転機となったのは、米国からの輸入販売から日本人の顔にフィットするように独自の企画・設計・製造へ切り替えたことです。また、販売方法もショッピングモールのワゴンカートからインショップへの転換を図りました。さらに、サングラスの需要を「旅行」というシーンに結びつけるアプローチも行っています。
●アイゾーンブランドのサングラスの特徴
人気のサングラスは、鼻パッドのないプティエルや、ハイコントラストレンズを採用したものです。ハイコントラストレンズは、暗い環境でも赤や青色を強調する特殊なレンズで、自然な色彩を損なうことなく景色を見ることができます。
●企業の発展に欠かせない取り組みについて
株式会社アイゾーン・ジャパンは、日本市場に合わせた独自のサングラス商品を提供し、品質と安全性や環境にも配慮されています。
また、内田社長曰く「企業の発展に欠かせないのは、経営を行ううえで重要とする価値観、すなわちコアバリューの考え方を取り入れた人材開発と育成です。これを教え込むことで社員の質を向上させ、新商品やサービスの開発を含む自主的な発想を促し、社員の成長を支援することを目指します」とのこと。
中小企業の人材育成の重要性について再認識した取材となりました。
アイゾーン・ニューヨーク/ 株式会社アイゾーン・ジャパン
■代表者名 | 米国本社CEO 兼 日本法人代表取締役 内田 賢 氏 |
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■事業内容(取扱品目) | アメリカのニューヨーク生まれのサングラスのブランドメーカー |
■本社所在地 | 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-5-1 あべのルシアス7F |
■従業員数 | 70名 |
■URL | http://www.izonejapan.co.jp/ |
https://www.instagram.com/izonejapan/ |
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