ちょっと気になるあの施設

人工透析内科・腎臓内科 ふくながクリニック


▲ ふくながクリニック外観

皆様は、健康診断結果や普段の生活で「腎臓」について気にかけていますか?
重要であることを「肝心/肝腎」と書くように、肝臓、心臓、腎臓は人体にとって非常に大切な役割を担っており、特に腎臓は体内の余分な水分や老廃物を排出し、様々な物質の体内バランスを司る臓器です。
腎機能の低下は無症状で進むことが多く、気付かないうちに慢性腎臓病に陥っているケースも少なくありません。
腎機能が低下すると、血管や心臓、脳などに影響を及ぼし、心筋梗塞や脳卒中に繋がる危険因子となります。
今回は、腎臓の専門医であるふくながクリニック院長の福永惠氏にお話しをお伺いしました。


▲ふくながクリニック院長の福永惠氏

●慢性腎臓病から繋がる心血疾患のリスク
慢性腎臓病とは、腎臓の働きが健康な人の60%未満にまで低下する、もしくはタンパク尿が出る等の腎臓の異常が続く状態を言います。
腎機能は加齢とともに低下していくため、慢性腎臓病の方は高齢者の方に多いですが、若いときから腎機能が低下していると、後に腎機能低下速度が加速し、より早い段階で慢性腎臓病になります。
腎機能の低下を招くその他の要因には、喫煙、肥満、脂質異常、高尿酸血症など生活習慣に起因するものが多く、普段の生活を見直すことで慢性腎臓病に罹るリスクを下げることができます。
一度低下した腎機能は元に戻すことはできないため、普段から予防することが重要です。
日本では、慢性腎臓病は8人に1人が罹る病気であり、無症状で進行するため、気付かないうちに心筋梗塞や脳卒中などのリスクを抱えていたという事態に。健康診断の結果を見て、腎機能で気になることがあれば、まずは専門医に相談してみましょう。


▲ふくながクリニックでは最新の透析設備を導入

●広がる医療連携の輪
しかし、近くに腎臓の専門医がいない、近くにいても大きな病院の医者で紹介がないと相談できない等があると思います。
特に、腎臓の専門医数は地域格差が大きいため、かかりつけ医との連携が現在進んでいます。
専門医への紹介基準なども整備されているため、近くの内科医院で相談すれば専門医に繋いでもらえる体制ができつつあります。
また、今回お話しを伺いましたふくながクリニックの福永院長は、大阪大学の医学博士であり、アメリカの名門、バンダービルト大学やエモリー大学で腎臓に関連する研究をされた経歴を持つ腎臓の専門医です。
腎臓検診を受けられたい方や腎臓の病気に関する不安をお持ちの方は是非ご相談ください。

人工透析内科・腎臓内科 ふくながクリニック

■院長 福永 惠 氏
■所在地 豊中市東豊中町5-35-32
■HP https://www.fukunaga-c.com/
■ご予約・お問い合わせ TEL:06-6151-4199 FAX:06-6151-4197
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