今月のキーパーソン

敷島製パン株式会社 パスコウエストカンパニー 大阪豊中工場 清水 康二氏


▲ 敷島製パン株式会社パスコウエストカンパニー大阪豊中工場  工場長 清水 康二氏

●ご経歴は?
大学卒業まで大阪府高槻市に住んでいましたが、入社時に奈良県大和郡山市の工場に配属されました。29歳の時に米国製パン研究所(AIB)へ半年間留学。
帰国後、結婚を機に31歳の時に突如、香港転勤を命じられ、今まで経験のないベーカリー、カフェの店舗運営の仕事を5年半経験しました。
帰国後は大和郡山市、豊中市の工場と、名古屋の本社で仕事をしましたが、48歳の時に二度目の香港勤務を命じられ、コロナ禍の3年半、単身赴任を経験しました。今年の3月に大阪豊中工場長に就任し、工場運営の責任者として従事しています。

●仕事で心掛けていることは?
話しやすい雰囲気を出せるように日頃から挨拶、声掛けを心掛けています。職場での信頼関係を築くためにコミュニケーションが不可欠だと考えていますので、「お疲れ様です」「有り難うございます」と感謝の気持ちを言葉で直接伝えるようにしています。

●好きな言葉は?
サントリー創業者 鳥井信治郎氏の「なんでもやってみなはれ、やらなわからしませんで」を座右の銘にして業務にあたっています。
若い人たちには失敗を恐れずチャレンジングに仕事をし、自分で考えた仕事が成功した時の達成感を是非とも味わって欲しいと思います。

●苦労したことは?
一回目の香港勤務。公用語である広東語を全く話すことが出来ず、現地従業員とはいつも筆談をしていました。
語学教室に通い、時間があればテープを聞いて必死に勉強し、1年後には、少しは日常会話ができるまでに上達することが出来ました。
二回目の香港勤務は12年振りでしたが、日本で全く広東語を話す機会が無かったにも関わらず思った以上に言葉を覚えており、「若い時に苦労して勉強したことは結構覚えているものだ」と改めて感じました。

●健康の秘訣は?
ダイエットのために40歳から始めたランニング。最初は全然走れなかったのが練習を重ねていくと走れる距離が伸びていくのが楽しくなり、ハーフマラソン、フルマラソンの大会にも参加するようになりました。
フルマラソンを完走できるようになるとタイムにも挑戦するようになり、年に3回ほど大会に参加するようになると常に4時間を切ることができるようになりました。50代になった今は、健康維持のため怪我をしないよう、無理せずゆっくり走っています。

●人生のターニングポイントは?
9年にも及ぶ海外勤務。生活習慣や文化、考え方が全く異なる外国で生活することで精神的に強くなり、少々のトラブルでは「何とかなるだろう」と考えるようになり、かなり神経が図太くなりました。

●今後の展望は?
単身赴任生活が6年を経過しましたが、料理が得意で無いので退職後を見据えてレパートリーを増やしたいと思っています。

敷島製パン株式会社 パスコウエストカンパニー 大阪豊中工場 清水 康二氏

■所在地 豊中市名神口一丁目10番1号
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