とよなか企業探訪

株式会社グローバルメディア


▲ 78歳で現役の営業マンでもある非常に元気な松本社長

携帯電話が広く普及しているなか、古くからの通信手段である無線機も社会に無くてはならないインフラとして進化を遂げています。
無線機のデバイス、システムを専業で扱う株式会社グローバルメディアの松本社長にビジネスのポイントを聞きました。

●積み上げてきた実績とノウハウ
松本社長は1975年の米国モトローラ社通信部門の日本進出から関わり、その後、米国モトローラの日本法人4社が統合されて出来た日本モトローラ(株)にて19年間通信機部門に在籍。
国内の主官庁をはじめ、市町村・電力・ガス・放送・新聞・石油コンビナート・各種工場・建設業・運送業・観光バス業・ホテル業・警備業・イベント業などの業界に、出力の小さい近距離通信から中出力の中距離通信、高出力及びIPの遠距離通信の無線を販売してきた実績を持ちます。
1994年にモトローラ社の営業方針が変わり、官庁以外の私企業ビジネスは全て代理店に委託することになったため、自身が開拓してきた主な顧客を引き継ぎ代理店として独立されました。当社を設立して31年になりますが、この間、総務省総合通信局のデジタル化推進により販売拠点を関西から中国・四国・北陸まで広げるとともに、2016年には東京に営業拠点を設けて取引先を拡大中です。


▲ 無線の企業ブランドが表現されたロゴ

●様々なニーズに応えられる提案力
グローバルメディアではモトローラ、JVCケンウッド、アイコム、八重洲無線の通信機メーカー4社と米国のテレックス社(遠隔制御装置)の代理店となっており、高出力の基地局無線、車載型無線、携帯型無線、防爆無線、5Wの簡易無線局(車載型・携帯型)、全国に繋がるIP無線、10mWのトランシーバー等を販売しています。通信機メーカー時代から通算すると無線業界で50年ほどの経験があるため、豊富な営業力、人脈、技術力で顧客ニーズに合致する製品を選択して提案することができます。
無線専門店の多くは端末機器の販売が主で、無線の遠隔制御システムの設計から設置・調整・総合動作確認まで構築できる会社は少ないため、他社に無い強みがあります。なかでも、アメリカ警察の「911」(日本の110)のコールセンターにも導入されているテレックス社の「ディスパッチシステム」では日本唯一の代理店となっており、様々なユーザーから信頼を得ているシステムを提供することができます。

●広がる無線機の可能性
無線機の特徴として、迅速な一斉呼出、個別呼出が可能で、しかも通話料はかからないため、社内や工場と事務所間などでの業務連絡には携帯電話と比べてランニングコストの削減も期待出来ます。
また災害時に携帯電話が輻輳して使用ができない場合も無線機を装備することで短時間に安否確認、被害状況の把握が可能とのこと。グローバルメディアでは携帯無線機のレンタルも行っていますので、防災対策を兼ねて試しに活用してみてはいかがでしょうか。


▲ 安心のレンタルサービスも好評

株式会社グローバルメディア

■代表取締役 松本 利之氏
■事業内容 近距離・中距離・遠距離の業務用簡易無線機・トランシーバーなどの販売、設計、施工、保守、レンタル
■従業員 7名
■所在地 (大阪本社)豊中市北条町3-2-35(営業本部 東京営業部)東京都荒川区西日暮里5-20-5 鈴木ビル3F
■TEL (大阪本社)06-6331-0121
■ホームページ http://www.global-m.co.jp
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