今月のキーパーソン

▲ 東京海上日動火災保険株式会社大阪北支店 課長 岡島 純世氏

●ご経歴、プロフィール、現在のお仕事内容等をお教え下さい。
1983年に新卒でエリア社員として入社し、社内の事務処理担当として7年余り働いた後、希望して営業担当者となりました。
当時は、家庭を持った女性の営業担当者はほとんどおらず、マネージャーになってからも、同僚は男性ばかりという状況でしたが、幸運にも社内外共に、性別で差別的な扱いをされたことは記憶にありません。
同性の先輩や上司に励まされ、サポートいただき、仕事に邁進できたと思います。2022年に一旦定年を迎えましたが、今年創設された制度でマネージャー職に復帰できました。身をもってエイジレス社会の到来を感じています。
後輩にも一つのロールモデルとしての姿を見せられたかなと思います。
4月からは、主に北摂エリアの保険代理店のみなさんの営業活動をご支援する大阪北支店直轄のマネージャー職となります。

●仕事で心掛けていることは?
「保険の力で挑戦する人や企業の支えとなり、社会課題解決にも貢献していく」という保険会社のあり方を忘れないようにしています。
また、仕事なので悩みやつらいこともありますが、仲間と共に働くことを楽しいと思える毎日でいたいと思います。

●勉強になったエピソードは?
担当者時代に仕事で窮地に陥った際、上司から「ピンチこそチャンスだ」と励まされ、目から鱗が落ちたように感じました。
奮発する言葉でもありましたし、物事は一面で判断してはいけないという気づきにもなりました。その時の上司には今でも感謝しています。

●今後、身につけたい事は?
サイバー攻撃の脅威やドローンの普及、生成ＡＩの活用や自動運転の進歩など、新しい技術に保険は不可欠です。
世の中の新しい技術や事象にいつも興味を持つ努力をしていきたいです。また、個人でも被災地のみなさんを支援する取組みや地域を盛り上げる取り組みにかかわっていきたいです。

●人生の転機は?
目の前の仕事を懸命にこなしていることが全てで、昇格することに意欲はなかったのですが、当時の上司に「後輩（女性）のために昇格していくべきだ、ロールモデルになる覚悟を持ちなさい」と諭されました。その以降、貪欲にチャレンジするようになりました。

●今後の展望は?
今年の４月からは豊中市を含む北摂地区に根ざして、経済活動と地域貢献をしていきたいと考えています。
そして担当させていただいているエリアの全ての方の「〝いつも〟を支え、〝いざ〟をお守り」し、「安心と安全の提供を通じて北摂地区の豊かで快適な社会生活と経済の発展に貢献」していけるように保険代理店の皆さんと共に取り組んでいきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。