とよなか企業探訪

THURSDAY FURNITURE


▲ こだわりの木製品を手がける池田さん

Thursday Furniture(サーズデイファニチャー)は豊中市で無垢材や古材を中心に素材感を生かした家具、店舗什器や木工旋盤を使ったオリジナルの木の器、木製雑貨を手がける工房です。代表の池田さんにどのような製品作りをされているのかお聞きしました。

●家具工房と木製作家
当社は「Crafted by nature」をコンセプトに、素材を活かし使えば使うほど味わい深さや風合いが増し、生活に空間に、そして自分らしく馴染んでいく、そんな経年変化を楽しめる家具や雑貨を、一つ一つ手作りで製作しています。
2015年に西宮市で家具工房として創業し、2017年に豊中市(現在地)へ移転。主に設計事務所からの依頼に基づき、飲食店やウエディング、グリーンショップ等の店舗什器(棚、テーブル、ベンチ、収納、カウンター)や家具などを製作しています。
2020年からはコロナ禍を機に旋盤加工技術を学び木工旋盤機を導入し、BtoC事業(作家活動)も意欲的に行っています。
製作した木の器をインスタグラムに載せたところ反響があり、フレンチレストランなど高級店からオーダーが入るように。オンラインショップのほかインスタグラム経由の製作依頼も増えています。


▲ 工房内にあるギャラリー

●他にはないオリジナルを提供
木工旋盤機を用いた加工、オーダー製作では、お客様のリクエストを元に概算のお見積りやラフイメージ等を提案しています。
オーダー家具製作は(デザイン校正費)+(見込み作業時間)+(材料費)で金額を計算するため、この段階で金額や納期などの概算をお客様にお伝えできます。
ラフイメージを元に打ち合わせを重ね、デザインや詳細を決定し、「予算重視」や「こだわり優先」などお客様のご希望に合わせて進行。納期は商品により異なりますが、2週間〜3ヶ月程度です。
一つ一つ丁寧に製作し、すべてが一点ものですので、他にないお気に入りをお求めいただけます。

●廃材の有効活用でSDGSにも取り組む
BtoC事業では、家具製作時に出る端材のほか、近隣で伐採された街路樹などからも器・花器・オブジェなどを製作。これまで培った木材加工技術・経験を生かし、それぞれの木が持つ木目や歪み、節や割れ、虫食い跡も生かしたユニークなものづくり、今まで廃棄されていた木材に手を加え、永く愛されるものづくりを心がけています。
また、作品にも使えない廃材は、「薪」「おがくず」として地域の方にお譲り・販売もするように。ジモティー(地元の掲示板サイト)を活用して、キャンプや畑・家畜・昆虫の飼育などで必要とされる方が工房まで取りに来られ、これまで費用をかけて廃棄してものを資源として有効活用しています。創造性とフットワークの軽さが自慢の工房です。


▲自然にできた穴を生かして彫刻を施している樫の丸太から作ったプレート

THURSDAY FURNITURE

■代表者 池田 正人 氏
■事業内容 木製家具製作、木製品製作
■所在地 豊中市名神口3-6-16
■TEL&FAX 06-7508-4629
■URL http://thursday-furniture.com
■Instagram https://www.instagram.com/thursday_furniture/
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豊中商工会議所  〒561-0884 豊中市岡町北1-1-2
TEL 06-6845-8001

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