ちょっと気になるあのお店

今回は、国道171号線「牧落」交差点を北に50m右側（オートバックスの斜め向い）に店舗を構える北摂に唯一のオーガニックワイン専門店である「北摂ワインズ」様を取材いたしました。

●拘りは、原料であるブドウの栽培から 
「ワインは嗜好品ではなく、農産物」であると力説する冨鶴氏。北摂ワインズでは、ブドウ栽培時（無農薬）に付着した天然酵母で自然発酵させたワインのみを扱っている。そのため、少量生産となるが、本物の良質なワインが揃っている！
今では、小規模なワイン生産者同士で情報共有をはじめており、自然ワインの製造技術レベルがどんどんあがっている。ワイン生産は、生産者の技術が活きる世界。農薬を使わず、酸化防止剤を極力・もしくは使っていないのでぶどう本来の味わいを感じられるのが自然派ワイン。ワインの味は毎年ぶどうの出来で変わるが、それこそ自然派ワインの良いところでもあり、楽しみ方の１つ。「瓶の中には生きた酵母と共に閉じ込められたワインが生きている。」その日毎に、変わる味わいを楽しむことができるのも、自然派ワインの楽しみ方なのだそうだ。


●ワインもジャケ買いしてほしい
味も大事だけど、CDの「ジャケ買い」のように、ワインもジャケット（エチケット）のデザインも是非見て欲しい！ワイン選びの方法の１つとして、自分の好みのデザインで選ぶのもお勧め。気軽に色んなワインをお試しいただきたいから、店頭のワインはどれも5000円まででリーズナブル。




●ワイン選びに困ったら
「子供の頃に美味しいと思った食べ物は？」ご来店のお客様から、お勧めのワインを尋ねられたら、こんな質問をしています。人の味覚は、子供の頃にどんなものを食べて来たかで決まるそうです。回答された食べ物から、その方の趣向を確かめ、味覚に合ったお勧めのワインを提案する事もあります。



北摂ワインズでは、小さなワイン製造元が作っているオーガニックワインを仕入れています。「ワインも素材は果物である『ぶどう』なのである。食事用の野菜を選ぶのと同じように、無農薬など、素材からワインも選んでほしい。」と語る、冨鶴氏。自然派ワイン、ボトルをみただけでは分からないので、ワインのプロにお尋ねください！