とよなか企業探訪

パルナス商事株式会社


▲ 伝統のピロシキと古角社長

かつて豊中に本社工場があった洋菓子メーカー『パルナス製菓(株)』。
中高年であれば「パルナス パルナス モスクワの味〜♪」というCMでもお馴染みです。
そのパルナス製菓から暖簾分けした会社が『パルナス商事(株)』で、豊中の地に帰ってきた『モンパルナス』について2代目の古角社長にお話を聞きました。

●起源となるパルナス製菓について
パルナス製菓は昭和22年に伯父の古角松夫氏が神戸三宮で創業し、父の古角伍一氏と一緒にロシア風ケーキや「クレーモフ(ロシア風シュークリーム)」、「パルピロ(パルナスピロシキ)」、ロシア風調理パンを製造販売していました。
昭和39年に豊中市上津島に本社工場を設け、その前年からは日曜朝の子ども番組のCM提供が始まり昭和59年まで21年間放映されました。
最盛期の従業員数は約500人、関西地区に200店以上の直営店とチェーン店を展開していましたが、平成12年に全店舗の営業を終了し、その後豊中の本社工場は解体、黒字のまま企業清算・解散されました。


▲ 落ち着いた雰囲気の店内(テーブル12席とカウンター6席あり)

●モンパルナスは50周年を超えました
取締役洋菓子部長であった父が昭和49年にパルナス製菓から独立して当社を設立し、阪神尼崎駅構内に『モンパルナス』が開店しました。
パルピロの製法を受け継ぐ《ピロシキ》と「パルナス製菓」のレシピと同じ《ロシアンドーナツ》などを受け継いでいます。
長年愛され続けたピロシキの味は当社・モンパルナスでしか食べられないメニューになっていて、父がパルナス製菓時代にロシアの技術者から直伝された製法は忠実に守られています。
令和3年5月に47年間尼崎で営業した店舗は豊中市庄内へ移店し、再び豊中の地に帰ってきました。
クラシカルな外観が目印で、店内は格式ある雰囲気でデザインされています。

●次なる商品開発に向けて
尼崎では65席の喫茶店でしたが、豊中ではテイクアウトの比重を高め、18席のカフェスペースを併設しています。
ピロシキ以外の商品開発に注力していて、現在50種類ある中で、高菜サラダパンが人気メニューに成長しています。
細かく刻んだ高菜漬けをごま油で炒め、からしマヨネーズで和えた総菜パンで、ピロシキに次いでファンが多いです。
店舗以外では近鉄・阪急・阪神・高島屋・大丸など大阪エリアの百貨店で催事販売している他、ピロシキは急速冷凍による通販、豊中市ふるさと納税での返礼品でもお買い求めいただいています。
サブレ等の焼き菓子では、地元の大阪音大にちなんだ『楽器のクッキー』などを開発していて、豊中名物になれるような商品を育てていきたいです。


▲ 懐かしいパルナス(左)とモンパルナスのキャラクター(右)

パルナス商事株式会社

■代表取締役 古角 武司 氏
■事業内容 ロシアンピロシキ等の製造・販売、ベーカリーカフェの経営
■所在地 モンパルナス(店舗)豊中市庄内西町2-15-8
■営業日時(店) 平日8時〜19時、日曜・祝日8時半〜18時、定休日:水曜
■TEL 06-6151-4915
■ホームページ https://www.pirosiki.com
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